2020年、読んだ本を振り返りたいと思います。
私が今年読んだ本のなかで印象に残っているのを記録しておきます。
特に今年は外出する機会がなかったので店頭で購入をする機会がほぼありませんでした。ごめんなさい
書籍はAmazonか楽天で買ってました。履歴をみてみると、Kindle書籍は20冊で、紙の書籍はAmazonが35冊、楽天では8冊でした。
読み切れていない本もありますが、まぁいいじゃない。
専門知は、もういらないのか(みすず書房)
今年読んだ気がするんですが、どうやら2019年10月に購入してました。もしかしたら去年のブログにも感想を書いてるかもしれない。
インターネットが一般市民に浸透し知識を得るのが検索エンジンにより容易になったり、SNSにより発言がしやすくなったことで、衆愚が進んでるんじゃないか、みたいなことを問題提起している本です。
tofubeats氏がお勧めしていた本。
感染症の歴史(角川ソフィア文庫)
コロナが流行り始めた2月~4月に読んだ。
併せて『人類と感染症の歴史』『続・人類と感染症の歴史』(ともに丸善出版)も読んだ。
ここ100年だと大規模な感染症が起こったのはスペイン風邪が最後なんですよね。死者数も1次大戦のそれを上回っていた。
当時の人々もマスクをして感染対策に努めていた様子が垣間見えました。っていうのは文庫の方に書いてあったけど、
どうやって収束していったかという具体的なところが書いていなくて時間が解決したのかなとか思った。
著名な歴史上の人物も疫病によって亡くなった形跡も描かれている。
スペイン風邪とかワクチンが開発されるまでに数年要してた模様。
(ところどころ曖昧なのは確認せずに書いてるので…)
鳥インフルみたいな新亜型のインフルエンザウイルスというのは、ウイルスで汚染された鳥の糞が魚のえさや肥料として用いられたことで川に流れ、それを食べた鳥や家畜を経由してバーストすることが多いみたいです。(文庫の207ページ)
環境変化と感染症には密接な関係があるようです。
あわせて読みたい:『失敗の本質』
Investment
- インデックス投資は勝者のゲーム 株式市場から利益を得る常識的方法(ウィザードブックシリーズ)
- ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理 原著第12版 (日本経済新聞出版社)
- これからの投資の思考法(ダイヤモンド社)
不景気だし投資を始めようと思いました。
つみたてNISAと個人型確定拠出年金のことだけを考え続けた2020年でした。米国株万歳。
現状は両方の合計満額を掛ける勇気と余裕がないので早く始めすぎたかな…と少しモヤモヤしています。
ですが、この本には「時間を味方につけろ」みたいなことが書いてあります。
S&P500の場合、過去の実績によれば投資信託を30年間運用した場合の平均年率リターンは9%(20年運用したら平均年率リターン7%)を計上しています。
仮に年間40万(月3.3万円)を20年間、年率7%で運用したら元本と運用益あわせて円換算で17,190,580円になると試算されます。
月3.3万円を30年間、年率9%だと60,414,535円になると試算されます。 (ホンマかなぁ)
(楽天証券つみたて簡単シミュレーションを使用 URL)
3.3万を2万にすると、20年/7%で10,418,533円、30年/9%で36,614,870円になりました。
あとで再計算するので参考程度にみといてください。
これだけだと、長期積立投資の利点を語っただけですが、積立NISAとiDecoを利用することにもメリットがあります。
つみたてNISAの利点
- 非課税期間が20年
- 元本+運用益全て非課税、通常の投資の場合は20%が税金差し引き
- iDecoと違い途中でお金を引き出せる
- 複利の旨味がなくなっちゃうのでなるべく手をつけない方が良いかも
- 月々の拠出額を下げるなどしてコントロールする
デメリットは通常NISAの口座が開けないこと、元本割れリスクがあることなどです。とにかくコツコツ走り続けることで大金持ちの道が開ける。
iDecoの大きな利点
- 掛け金が全額所得控除
- 運用益が非課税
- 受給時の退職所得控除が受けられる
- 月5000円から
確定拠出年金の掛金は、全額「小規模企業共済等掛金控除」の対象となり、課税所得額から差し引かれることで所得税・住民税が軽減されます。
iDecoのデメリットとして、口座開設に約2500円、口座維持費に月100円かかること、60歳まで口座からお金を引き出せない(条件あり)、金融商品を運用している場合は元本割れリスクが生じるなどあります。
iDecoの口座開設には結構時間がかかります。最短でも2~3ヶ月くらいでしょうか。書類の記入ミス、印鑑の押し忘れとかをするとめちゃくちゃ時間かかります。NISAはそれに比べればすぐ始められます。
iDeco,NISAについてはこの辺にしといて相場の話に戻りますが…
日経平均はバブルをピークに低空飛行を続けているのですが、S&PしかりNASDACしかり世界恐慌やリーマンショックによる打撃を受けても立ち直って長期的にみると高値を更新して安定した収益率を保っているのです。
FANNGはいうまでもないですが、NetflixとかShopifyとかSpotifyとかAirbnbとかテック系企業が毎日どんどん企業価値を上げて成長していて、さらに今後もスタートアップ企業がユニコーンになりIPOして、という流れは誰にも止められないのではと思います。
知らんけど。
労働所得5000兆円ほしい!!!!!!
金融工学入門第2版とか新・証券投資論Ⅰも目を通しました。オライリーから出てるPythonによるファイナンスもいい感じです。いつもRubyを書いてるけど、Pythonめちゃくちゃ便利じゃん!!!いいな!ってなった。
自分を知り、自分を変える(新曜社)
以下参照。
100日後に入社する新卒のエンジニア、コロナ禍での就活を振り返る
ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論(岩波書店)
世の中、クソどうでもいい仕事で溢れかえってるよねという本。実はあまり読めてないけど、概念を導入できたので良かった。
自分の仕事の本質を見極めるようになった。
etc
他にも、『ヒトの目、驚異の進化(早川書房)』とか『狭小邸宅(集英社)』とか『すごい物理学講義(河出書房新社)』とかも良かったです。
映画『TENET』を見て物理について知りたくなって本を数冊読んでみたけど何もわからなかった。
来年以降も乞うご期待。