2025振り返り、2026に向けて

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2025年は、自分にとってかなり大きく飛躍した一年だったと思う。
転職して2年目というタイミングであり、技術的にも役割的にもこれまで触れてこなかった領域に踏み込む機会が多かった。

この記事では、2025年にできたこと・できなかったことを整理しつつ、 そこから見えてきた2026年のテーマをまとめておく。

2025年にできたこと

パフォーマンス改善を主導した経験

年初は、SQLのパフォーマンスチューニングにかなりの時間を使っていた。
スロークエリの改善をチームとしてリードする立場になり、

  • 実行計画を見る
  • APM やエラートラッキングを確認する
  • ボトルネックを仮説立てて切り分ける
  • 小さく直して、効果を確認する

というサイクルを何度も回した。

この経験を通じて、「速くするテクニック」以上に、

  • どこから疑うべきか
  • スロークエリを再発させないための観点

がかなり身体化した感覚がある。

既存プロダクトへの機能追加と、DB設計

その後は既存SaaSへの新機能追加に関わり、特に新規テーブル設計をゼロベースで考える役割を担った。

業務システムにおいては、

  • どんな要求があるのか
  • どんな業務状態が存在するのか
  • 状態遷移はどうなっているのか

を理解しないままテーブルを切ると、必ず後で歪みが出る。

「要件をそのままテーブルに落とす」のではなく、業務の裏にある意味や構造をモデリングすることの重要性を学べたのは大きかった。

AIエージェントを使った0→1プロダクト開発

6月からは新規プロダクト開発チームに異動した。完全に新しいプロダクトを、0から立ち上げる経験は初であった。

要求定義、技術選定、インフラ構築、CI/CD、監視、インシデント対応、ビジネス側への数値共有の方法などを一通りやった。

「AIエージェントを作る」という大きな方向性はあったものの、要素分解していくと結局大事なのは顧客の課題を解くことであると気づいた。

結果として派手なエージェント感は薄いが、現実的に使われるプロダクトに寄せる判断ができたのは良かったと思っている。

チームリーダー・育成・採用への関与

今年は技術以外の役割も一気に増えた。

  • チームリーダーとしての意思決定
  • 新卒・インターンのメンタリング
  • 1on1の実施
  • 採用面接

面接では「選別する」よりも一人の人間として理解することを意識して対話していた。

また、リファラルで大学時代の友人が入社したのも個人的にはかなり大きな出来事だった。

社内外への発信

2025年は外部登壇も2回経験した。0→1開発で学んだことを話し、フィードバックをもらえたのは良い刺激だった。

発信することで、自分の考えが整理され、インプットの質も上がる感覚があった。

2025年にできなかったこと

プロダクトのグロース

プロダクトはリリースできたものの、B2Bという性質上、利用が一気に広がるわけではない。

リード獲得〜商談〜導入までの距離の長さは、来年以降の明確な課題として残った。

社外の友人づくり

登壇やイベント参加はしたが、継続的な関係を築くところまでは至らなかった。体力やタイミングの問題もあり、ここは少し心残りがある。

資格

資格取得に注げるエネルギーは残っていなかった。しかしもう少し計画的にやれたはず、という反省はある。

2026年に向けて

健康を最優先の土台にする

2025年は太った。いびきや睡眠の質の低下も感じていてこれは明確に改善すべきだと感じている。

  • 食べすぎない
  • 運動する
  • 無理な飲み方をしない

まずはここを立て直す。

アウトプットを継続する

プロダクト開発を主軸にしつつ、

  • 設計の考え方
  • 技術選定の意思決定
  • 0→1で悩んだこと

といった泥臭い話もブログや登壇で残していきたい。

ふわっとした話だけでなく、もう少し踏み込んだ設計・技術の話を書いていくつもりだ。(Zennには書いてる。早速シリーズ化できそう。)

育成を「仕組み」にする

新卒・インターンを含め、自走できる人をどう増やすかは大きなテーマになる。

自分自身は学生時代から含めると約7年ほどソフトウェアの開発をやっているが

  • ドキュメントを読む
  • コードを読む
  • OSSを見る

といった一次情報への接触量によって成長してきた自負がある。

自分がやってきたことを押し付けるのは大体うまく行かないので、他者にも適応可能なメソッドを設計していきたい。

結び

2025年は技術・プロダクト・人のすべてにおいて、これまでより一段深いところに踏み込んだ一年だった。

2026年は定量で進捗を確認しつつ、定性の違和感を拾いながら、着実に積み上げていきたい。